最近、盆栽を置く棚について考える事があり長い目で見るとどんな棚を作るのが良いのかちょっと検討してたりします。
 
内田園芸さんに出入りしてことある事に色々手伝いするんですがその中には愛好家さんの棚の撤去の手伝いってのも少なからずあります。
即ち自分もいつかは撤去する日が来るんですよね
 
いつかは来るその時に後々仕舞易いかどうかも棚の設置の時に考慮しとくべきなんじゃないかと・・
コレは残された家族からの依頼での撤去の時にとても困っていることが多い事案なんですよね。
本人がまだ元気な間はある程度整理出来てるから良いのですが体力が落ちた時、ご病気されて棚の管理が困難になった時、お亡くなりになった後などとても苦労されてるのが現実です。

あれこれと考え現在は海外なんかから球根なんか運搬する時に使われてるプラスチック製のコンテナを重ねて高さを合わせ必要な広さになるように並べそれを棚にするのが良いのでは?って思ってます

棚板と脚を兼ねるので同じ形状のものを必要数揃えるだけなのでかなり簡単です
それ以外に簡単な棚故の利点として変化させるのが容易な事が挙げられます。

組み換えが容易なのでコンテナを天地返してシート被せるだけで棚をそのまま室にも変化させる事が出来ますし、緊急的に棚を増やしたい時には一時的に棚の高さを低くして外したコンテナで一時的な置き場も確保出来ます。

もしコンテナを処分する場合も嵩はありますが重量物では無いのでプラスチックを処理する施設や自治体のグリーンセンターに持ち込めば重さで処理費用が決まりますので経済的も負担が少ないかと
理想を言えば再生可能素材で作られたコンテナを使いリサイクル施設に持ち込み再生処分出来るならベストでしょう。

デメリットとしては重さが無いので台風の時なんかにに飛ばされないような工夫が必要な事がありますがそれも重ねているコンテナの中に水を入れたペットボトルを入れ重石代わりにするとか、コンテナ同士を結束バンド等で連結させたり固定されてるフェンス等にしっかりと留めておけばなんとかなりそうなので大きな問題も無さそうです
 
盆栽棚を設置する時のひとつの案として参考になればと書いてみました

因みに運が良ければ運搬に使われた中古のコンテナを格安で売っている農家さんとか事業所がご近所にあるかも知れないのでそんな所が無いのか普段から生活圏内に目を配って見て下さい